Facebookの「ひどいね」ボタンがトラブル加速の原因に

Facebook

人気SNS「フェイスブック(FB)」が14日から行っている新サービスの「ひどいね」ボタンがトラブル加速の原因になる恐れが。

FBは実名登録という安心感から多くのユーザーを増やしてきた。しかし、実名だからこそネットにおいても現実の人間関係が反映されるため、疲れてしまう人が続出。

問題視されるのは「ひどいね」というネガティブな印象を受けるボタンがあることだ。「FBの意図は『ひどい目に遭ったね』とかそういう感情表現にあったと思います。しかし、実際は『ひどいね』を押すことが『お前なんか嫌いだ』『調子に乗るな』という意味合いで使われるのは間違いない。一般人相手ならイジメにつながるし、著名人はすぐに炎上しやすくなるでしょう」

FBに疎い人からすると、どうしてこんな状況になっているか分かりにくいだろう。「最初は友達の数をみんな争っていました。それが頻繁に更新することがすごいと見られるようになり、さらに書き込み内容が問われるようになったのです。今やFBは勝ち組による自慢の場になっています。有名なレストランに行ったとか、女子会やったとか。普通の人からすると、見てるだけでうんざりしてしまう」

FBをめぐっては、イジメにとどまらず、殺人事件に発展してしまったケースもある。トラブル増加は必至とあり、井上氏は「結果的には、これがFBの終わりの始まりだったといわれるときが来るかもしれません」と指摘する。「ひどいね」を押されたことが原因で、血なまぐさい事件が起こらないことを祈るばかりだが…。
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/495281/


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