中国が「ゴジラ」を買収 共産党のプロパガンダに利用される懸念

1 : ニライカナイφ ★@\(^o^)/ :2016/01/17(日) 01:57:55.38 ID:CAP_USER*.net
◆中国に“買われた”ゴジラ 共産党のプロパガンダに利用される懸念

中国の不動産大手、大連万達集団(ワンダ・グループ)は12日、ハリウッド版「GODZILLA(ゴジラ)」などを制作した米映画会社レジェンダリー・エンターテインメントを35億ドル(約4100億円)で買収すると発表した。

中国長者番付トップの王健林会長(61)=写真(AP)=率いるワンダは米第2位の映画館チェーンを傘下に収めるなど、世界的なエンタメ企業となる野望を鮮明にしている。

ただ、中国共産党に近いと指摘されており、ゴジラ続編の制作も決定しているレジェンダリーが中国のプロパガンダ(喧伝(けんでん))に利用されたり、検閲によって表現の自由が侵害されたりするとの懸念も出ている。

◇不動産王、米映画会社買収

「中国で過去最大となる国境を越えた文化買収だ。世界の映画産業において、ハリウッドの映画会社が支配権を握っているという状況は、今回の買収によって変わるだろう」

欧米メディアによると、王会長は12日に北京で開いた記者会見で、今回の買収の意義をこう強調した。ワンダは2012年に米映画館チェーン、AMCエンターテインメントを26億ドルで買収しており、王会長は映画の制作から配給、上映までグループ内で行えるようになるとし、「世界の映画界における影響力と発言力が増す」と胸を張った。

◇ヒットも苦しい資金

レジェンダリーは2000年設立の新興映画会社で、05年から米大手、ワーナーのパートナーとして「バットマン」シリーズなどを共同制作。13年にワーナーとの提携を解消し、14年にゴジラ、15年は「ジュラシック・ワールド」を独自制作し大ヒットさせた。過去の作品の全世界での総興行収入は120億ドルに上るヒットメーカーだ。

ただ、14年に日本のソフトバンクグループから2億5000万ドルの出資を受けるなど、独立系のため資金繰りは苦しく、安定的な資金調達を目的に傘下に入ることを決断したとみらる。

一方、ワンダは、1993年に四川省出身で人民解放軍に所属していた王会長がトップに就いて以降、不動産バブルに乗って急成長。15年のグループの売上高は経済悪化にもかかわらず対前年比20%増を記録するなど業績は好調だ。

王会長の資産は昨年8月の株価暴落で約130億ドルが消失したと伝えられたが、米経済誌フォーブス(アジア版)の昨年の中国長者番付によると約300億ドルでトップだった。

◇「共産党と密接」警戒

王会長は早くから、映画のキャラクターなどの権利ビジネスが生み出す収益は無限と考え、エンタメ事業に進出していた。中国の映画市場はすでに日本を上回る世界2位となり、数年後にトップの米国市場を抜くのは確実とされる。このため、ハリウッドの映画会社もこぞって中国人好みの作品を制作しているのが実情だ。

ただ、米国の文化の象徴である映画会社が中国資本の傘下に入ることへの警戒は強い。今月4日に米メディアが今回の買収をスクープ報道した直後、ニューヨーク・タイムズ紙は、習近平国家主席(62)の親族がワンダの株式を所有しており、「中国共産党のエリートと密接な関係にあり、その関係性を生かし急成長してきた」と指摘。

今回の買収は、「世界のエンタメ業界における中国共産党の影響力強化という意味合いがある」との懸念を伝えた。
ゴジラ続編の制作に中国当局が関与し、国威発揚や反日に利用されたり、悪名高き検閲で内容が修正されたりする懸念はぬぐえないのだ。

産経ニュース 2016年1月17日 16:00
http://www.sankei.com/premium/news/160116/prm1601160008-n1.html

http://www.sankei.com/premium/news/160116/prm1601160008-n2.html

http://www.sankei.com/premium/news/160116/prm1601160008-n3.html


転載元スレッド: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1452963475/
【映画】中国に“買われた”ゴジラ 共産党のプロパガンダに利用される懸念

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