任天堂・君島 「任天堂にはゲーム業界を引っ張る使命がある」
http://mainichi.jp/articles/20160115/ddn/008/020/012000c
自社キャラを活用 任天堂社長・君島達己氏
2016年をゲーム業界で多くの新たなアイデアが出る面白い年にしたい。従来と違った遊び方ができるゲームを出さなければ、
ファンから支持を得られず、飽きられてしまう。任天堂にはゲーム業界を引っ張る使命があり、ゲームファンに新しい驚きを常に提供し続けたい。
これは永遠に続く目標だ。
今年は次世代ゲーム専用機「NX」の詳細を発表する。既存のゲーム機の後継ではなく、全く新しい発想に基づくものだ。
さらに、スマートフォン(多機能携帯電話)向けゲームソフトを発売し、テーマパークのユニバーサル・スタジオと協力したプロジェクトも進める。
任天堂にとっては、ゲームに関係する新たなビジネスモデルの確立に向けて、新プロジェクトを次々と世に出す重要局面だ。
「任天堂のソフトの世界、キャラクターに触れる人を世界中で増やす」という願いを出発点にしたい。
任天堂のキャラクターを映画やテレビアニメに登場させることも視野に、賛同してくれる外部企業と交渉を進める。
また、スマホ向けを含め、任天堂のソフトで遊んだだけでポイントがもらえる枠組みを3月に始める。
任天堂の著名キャラクターが登場するスマホ向けソフトは、年内に出せるよう頑張りたい。
収益源も多様化させる。任天堂のソフトやキャラクターを活用したビジネスを新たな収益の柱に育てたい。
ゲームソフトの追加ステージのインターネット販売も強化し、長く遊んでもらって売上高を拡大したい。
新たな驚きでファンに喜んでもらえば年1000億円超の営業利益は出せるはずだ。計画を着実に実行し、数年以内に達成したい。
ゲーム業界は激変期を迎えており、16年は任天堂の将来にとって極めて重要な年だ。準備を万全にして飛躍したい。
ゲームビジネスが当面の中核だが、将来はその延長線上で、総合娯楽企業を目指す可能性もある。【聞き手・宇都宮裕一】=随時掲載
自社キャラを活用 任天堂社長・君島達己氏
2016年をゲーム業界で多くの新たなアイデアが出る面白い年にしたい。従来と違った遊び方ができるゲームを出さなければ、
ファンから支持を得られず、飽きられてしまう。任天堂にはゲーム業界を引っ張る使命があり、ゲームファンに新しい驚きを常に提供し続けたい。
これは永遠に続く目標だ。
今年は次世代ゲーム専用機「NX」の詳細を発表する。既存のゲーム機の後継ではなく、全く新しい発想に基づくものだ。
さらに、スマートフォン(多機能携帯電話)向けゲームソフトを発売し、テーマパークのユニバーサル・スタジオと協力したプロジェクトも進める。
任天堂にとっては、ゲームに関係する新たなビジネスモデルの確立に向けて、新プロジェクトを次々と世に出す重要局面だ。
「任天堂のソフトの世界、キャラクターに触れる人を世界中で増やす」という願いを出発点にしたい。
任天堂のキャラクターを映画やテレビアニメに登場させることも視野に、賛同してくれる外部企業と交渉を進める。
また、スマホ向けを含め、任天堂のソフトで遊んだだけでポイントがもらえる枠組みを3月に始める。
任天堂の著名キャラクターが登場するスマホ向けソフトは、年内に出せるよう頑張りたい。
収益源も多様化させる。任天堂のソフトやキャラクターを活用したビジネスを新たな収益の柱に育てたい。
ゲームソフトの追加ステージのインターネット販売も強化し、長く遊んでもらって売上高を拡大したい。
新たな驚きでファンに喜んでもらえば年1000億円超の営業利益は出せるはずだ。計画を着実に実行し、数年以内に達成したい。
ゲーム業界は激変期を迎えており、16年は任天堂の将来にとって極めて重要な年だ。準備を万全にして飛躍したい。
ゲームビジネスが当面の中核だが、将来はその延長線上で、総合娯楽企業を目指す可能性もある。【聞き手・宇都宮裕一】=随時掲載