大谷の肉体改造に警鐘「松坂の二の舞いになる」

1: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/01/16(土) 10:54:47.10 ID:gbSwf+7G0.net
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大谷の肉体改造に“野球博士”が警鐘「松坂の二の舞いになる」

日本ハム・大谷翔平投手(21)が大規模な肉体改造に励んでいる。今オフに入ってから1日7度の食事とトレーニングで約8キロの増量に成功、体重は100 キロの大台を超えた。プロ4年目を迎え、さらに強靱な肉体づくりにいそしんでいるが、その取り組みに専門家が警鐘を鳴らした。変化球研究の第一人者とし て、ソフトバンク・松坂大輔投手(35)のメジャー挑戦から凋落までを見てきた“野球博士”の見解とは――。

「ちょっと心配ですね。このままでは松坂の二の舞いになる可能性がある」

 理化学研究所情報基盤センター。国内の最先端技術が集まる研究施設で、変化球研究を専門とする姫野龍太郎博士はそう言って首をひねった。

「最近、体を大きくしてるでしょ。下半身や体幹はいくら強くしても構わないが、上半身、特に腕に筋肉をつけるのはよくない。筋肉がつくと腕が重くなり、速 く振れなくなったり、加速するのに余計なエネルギーが必要になる。結果として、同じフォームを維持できなくなるんです。もちろん、打者・大谷として筋肉を つけようという話なら別ですが」

 松坂がメジャーに挑戦した折、ジャイロボールの研究をしていた博士はテレビ局に調査を依頼され、松坂に同行した。その後、上半身や腕に筋肉をつけた松坂 は、重くなった腕を振るためフォームを改造。腕が下がったことにより直球の回転軸は傾き、このときの松坂の直球にはことごとくシュート回転がかかっていた という。

 その経験からも、博士は大谷に警鐘を鳴らす。

「そもそも腕の筋肉はそんなに太さがない。一方で脚の筋肉、腰の筋肉は比べものにならないくらい大きい。投げる力をトータルで100としたとき、脚の力が 50くらいで、これはだいたいみんな同じなんです。大事なのは体幹。残りの50%を腕で加速しているピッチャーと、腕を30%、20%を体幹で補っている ピッチャー。この違いが故障を生むんです」

 腕の筋力強化は球速にとってマイナスどころか、故障のリスクにもなるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160116-00000009-tospoweb-base
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