http://ranking.goo.ne.jp/column/article/2474/
中国からもたらされた漢字は、日本語として独自の使われ方によって発展していきました。日本語には数え切れないほど
の二文字の言葉がありますが、中にはこれだけは見たくもないという言葉もあるのでは。そこで、漢字二文字の中で嫌い
な言葉について調査しました。
■最も嫌いな漢字二文字の言葉ランキング
1位 死亡212票
2位 増税 143票
3位 脂肪 127票
4位 絶望 121票
5位 金欠 100票
6位 孤独 99票
7位 貧乳 74票
8位 浮気 73票
9位 解雇 66票
10位 落選58票
11位 現実 47票
11位 無職 47票
13位 泥酔 38票
13位 宿題 38票
15位 減給37票
1位は《死亡》が選ばれました。
自らの《死亡》も、家族や親しい人の別れに通じる《死亡》も恐れるもの。《死亡》は、いつかは避けて通れないものですが、
できる限り先に延ばしてしまいたい、避けたい言葉でしょう。
2位には《増税》がランク・イン。消費税のさらなる《増税》は2017年4月に迫り、景気条項も削除されていることから、
ほぼ確実とされています。食品などの軽減税率が議論されているものの、生活への影響が懸念されています。中小企業の
経営者にとっては増税分が転嫁できなければ、死活問題です。「絶望」よりも上位にランクされていることからも、
消費税の《増税》を深刻に捉えている人が多いことがうかがえます。
3位は《脂肪》でした。
特に若い女性はスリムな身体を維持したいと考える人や、ダイエットをして痩せたいと思っている人が多くみられます。
年を重ねた人も、年齢とともに代謝が落ちて、《脂肪》がつきやすくなったことを嘆く人も多いのかもしれません。
他にも《絶望》や《孤独》など、人生の辛さを感じる言葉がTOP10にランク・インしています。そんな深刻な中に混ざり、
7位にランク入りしたのが《貧乳》という、女性にぐさっと来る言葉。最近では《貧乳》を「シンデレラバスト」と呼ぶ声もある
通り、《貧乳》という響きは多くの女性にとって、酷な言葉と言えそうです。
上位にランクした最も嫌いな漢字二文字の言葉の中には、世相を表す言葉も含まれました。時代とともに、忌み嫌われる言葉も
変わっていくのでしょう。
調査方法:gooランキング編集部にてテーマと設問を設定し、gooランキングの投票サービスにてアンケートを行いその結果を
集計したものです。
投票数合計:1,722票
調査期間:2015年11月29日~2015年12月13日