アメリカで履歴書使わない「目隠し選考」に関心が高まる 能力だけで採用を判断

1 : 海江田三郎 ★ :2016/01/13(水) 19:25:48.81 ID:CAP_USER.net
http://jp.wsj.com/articles/SB12561825795443623923804581463693857656796

米IBM傘下でクラウドストレージ事業を手掛けるコンポーズ社は採用応募者に多くを要求する。データに関するショートストーリーを書くこと。模擬プロジェクトの仕事を終日すること。ひとつの課題を完了させること――。

 だが要求しないことがひとつある。履歴書の提出だ。
 米国では、履歴書ではなく本人の能力を見極めて採否を判断する企業が出てきており、同社もそのなかの1社だ。このいわゆる「目隠し選考」は応募者の名前や母校といった情報を伏せたままで選考を進める方法だ。採用担当者は応募者本人の能力だけを採否の判断材料にする。

 企業の中には、例えばソフトウエアのプログラムを書くといった課題に取り組ませるところもある。そこで優秀な成績を収めた応募者と面接したり、最終的に内定を出したりするのだ。企業の管理職らは目隠し選考で本当に優秀な人材の判断がつくほか、従業員の多様化にもつながると話す。

 コンポーズの最高経営責任者(CEO)、カート・マッケイ氏は同社の管理職が応募者の個人的な知己関係や、履歴書にある有名企業の名前(例えばグーグル)を根拠に採用を決める傾向にあることに気付いた。こうした要素は本人の業務能力とほとんど関係がないと同氏は話す。
 「我々は話をしていて楽しい人を雇っていた」とマッケイ氏は言う。同氏によると、問題はそうした人たちがしばしば業務に向いていないことだった。そこで、昨年IBMに買収された同社は匿名で行う模擬プロジェクトを選考過程に組み入れた。応募者は実際の業務に似た課題に4時間から6時間を費やす。例えば、同社のテクニカル製品のために販売促進用のブログを書くといったことだ。
 ただ、いくつか小さな問題もあった。応募者は自分の名前を書かないでおくことができなかったため、試験用ソフトウエアのプログラムに名前を消す機能を組み入れねばならなかった。それに、応募者・採用担当者の双方にとって、模擬プロジェクトの実施は時間のかかる方法だ。中には、無料で働きたくないからと、これを拒否する応募者もいる。同社にはいまだに履歴書が送られてくるという。だが、マッケイ氏は履歴書を見ることはないと話す。

続き
http://jp.wsj.com/articles/SB12561825795443623923804581463693857656796

転載元スレッド: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1452680748/
【就職】アメリカで履歴書使わない「目隠し選考」に感心が高まる 能力だけで採用を判断

続きを読む
 戻る