「彼は皆を驚かせる」「間違った選択だ」PSV移籍が囁かれる堂安律に現地番記者&OBから賛否両論の声
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190822-00063131-sdigestw-socc
「高すぎるだろう」「今以上の能力を開花させる」
残り2週間となったヨーロッパの移籍マーケットで、注目を集めているのがオランダ・エールディビジのフローニンヘンに所属する堂安律だ。
堂安の移籍話が浮上したのは先週のこと。PSVは、右サイドを主戦場とするFWイルビング・ロサーノがセリエA・ナポリへの移籍が濃厚になったことに伴い、戦力確保のために堂安の獲得を目指すと報じられた。
そんななか、現地時間17日に行なわれた第3節AZ戦で、堂安は先発が告知されながらも、試合直前にベンチ外に。現地メディアは「移籍に伴う欠場か?」と騒ぎ立てたが、ダニー・バイス監督らは「頭痛を訴えたため」と、体調不良による欠場を明かした。堂安自身も試合後に、オランダ紙『De Telegraaf』の取材に応じ、コンディションの問題であることを認め、そして「ステップアップしたい。行くならPSVがいい」という移籍への意志を明らかにした。
しかし、クラブ間での交渉は難航しているようだ。同紙によれば「PSVは堂安獲得のために1000万ユーロ(約12億5000万円)を準備していたが、フローニンヘンは堂安の売却に違約金1350万ユーロ(約16億8750万円)を提示した」とのことで、金額については交渉が必要だという。さらに、PSVは堂安ではなく、アルゼンチン出身のニコラス・ゴンサレス(シュツットガルト)にターゲットを変更するという報道も出ている。
現地では様々な憶測が飛び交っているが、堂安のPSV加入についても、現地では賛否両論が巻き起こっているようだ。
スポーツ専門チャンネル『Fox Sports』オランダ版の解説者を務め、PSVのOBであり元オランダ代表のアルノルト・ブルッヒンクは「PSVにとって堂安は間違ったチョイスだ」とコメント。「800~1000万ユーロだって、彼のスコアポイントからしたら高すぎる」と痛烈に批判した。
また、地元局『RTV NOORD』でスポーツキャスターを務めているフローニンヘンOBのマーティン・ドレントは「PSVやそのサポーターは堂安に興味を持っているようだが、彼が成功するために十分な能力があるとは言い難い」と発言した。
一方で、PSV加入を明るいニュースと捉えている人々もいる。同局でフローニンヘンの番記者を務めるステファン・ブリーカーは「堂安はよりレベルの高い環境に身を置くことで、今以上の能力を開花させる可能性を秘めていると思う。彼は時に皆を驚かせる人だ」と期待を寄せている。
また、現在はスポーツジャーナリストを務めるフローニンヘンのOBのドウィグ・マデュロは地元TV局『rtlnieuws』の取材に応じ、「PSVがドウアンを獲得したい理由は理解できる」と発言した。
「(同じ右サイドを主戦場とする)ハキム・ジィエフ(アヤックス)のような、縦に仕掛けるプレーヤーは中盤のアクセントになる。PSVの理想形はハッキリしているじゃないか。左側にドニエル・マレン、10番にイブラヒム・アシュレイを置いて、右に堂安だ。堂安がドリブルで仕掛けることで、前線のスピードを活かしたアタックが実現する。彼にはその仕事ができるだろう」
はたして、堂安の望むステップアップ移籍は成立するのだろうか。移籍市場は9月2日にクローズする。今後の動向に注目が集まりそうだ。
PSV、堂安律獲得断念!? 元オランダ得点王のイラン代表FWにターゲット変更か
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190822-00335360-footballc-socc
フローニンゲンに所属する日本代表MF堂安律の獲得に関心を示していると報じられてきたPSVだが、ターゲットを変更したのかもしれない。オランダ『VI』が22日に伝えている。
PSVに所属するメキシコ代表FWイルビング・ロサノはナポリへの移籍が濃厚となり、近々決定の見通しだと報じられている。その代役候補の“トップターゲット”として、PSVはフローニンゲンで活躍する日本代表MFに目をつけているとみられていた。
だがフローニンゲンの要求する多額の移籍金にPSVは難色を示しているという。そこで堂安に代わる新たなターゲットとして、PSVはプレミアリーグのブライトンに所属するイラン代表FWアリレザ・ジャハンバフシュの獲得を検討しているとのことだ。
ジャハンバフシュはオランダのNECで2年間、AZで3年間プレーし、2017/18シーズンにはエールディビジで21得点を挙げる活躍。欧州主要リーグで史上初めて得点王に輝いたアジア出身選手となった。だが昨夏移籍したイングランドでは苦戦し、昨季は公式戦24試合の出場で無得点に終わっている。
堂安自身はPSVへの移籍を望んでいる様子で、フローニンゲンがオファーに応じることを期待するようなコメントを述べている。国内ビッグクラブへの移籍は実現するのだろうか。
【フローニンゲン】堂安律 PART10
http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/football/1564850287/